VPNサーバーを作る

VPNは離れた場所にあるコンピューターを安全にインターネット越しでつなげる技術ですが、オープンソースソフトウェアとして提供されるようになったことで使える場所が一気に増えてきています。VPN用のオープンソースソフトウェアはOpenVPNなどがあり、LinuxやFreeBSDなら最初からプリインストールされていることも多いアプリケーションです。OpenVPNは設定がとても簡単なのですが、注意点はファイアウォールです。外部との接続になりますので注意して設定しなくてはなりません。

また、ルーターがインターネットとの間にある場合はルーター側のサポートも必要です。VPNにはPPTPなどのプロトコルが採用されることが多いですが、ルーターによってはこのプロトコルに関してはそのまま通してくれるスルー機能が搭載されてきています。スルー機能があればVPNサーバーに直接通信できますのでファイアウォールなどの設定も比較的簡単になります。また、他のプロトコルは通常のセキュリティでチェックされるので安全です。

外部からVPNサーバーにつなげる場合はIPアドレスやドメインが必要になりますが、プロパイダによってはドメインが使えず、IPアドレスも毎回変わることが多いので注意が必要です。そのため、DDNSと呼ばれる有料、無料のサービスもあり、IPアドレスが変わっても同じドメインでVPNサーバーにアクセスできる機能もあります。エンのlanケーブルのことならこちら

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