サーバーと言えばCPUがたくさん積んでいるコンピュータと思われがちですが増えてきたのがGPU搭載型のサーバーです。GPUはグラフィックボードで多く利用されていますが、GPUを利用した計算が行われるようになったこと、GPUは増やしやすいことなどからサーバーに搭載されることが増えています。GPUを利用した計算は特別なライブラリが必要ですが、各GPUボードメーカーがライブラリをさまざまなOS用に準備していることから幅広いOSで利用できるようになりまいた。また、各アプリケーションでの対応も進められており、サーバーにあるGPUを利用することも可能になってきています。
GPUボードによってはグラフィック機能をカットして純粋に計算に特化したタイプも販売されており、計算能力の向上に寄与しています。サーバーでのGPUの取扱はパソコンと違って速度を落とさずに複数枚運用できることがあります。パソコンでも複数枚搭載できるマザーボードもありますが、速度面でフルスペックで運用できないケースが多いのです。そのため、特に計算用途の場合はパソコンでは力不足となる場合が多いです。
また、電源も強化しなくてはならず、排熱処理も重要となります。GPUは各メーカーごとに特徴があり、運用方式に差がありますが、ビッグデータ解析や3DCGなどのレンダリングなどそれぞれに合わせて構成を変えるのが多かったのですが、GPUがあれば汎用的に対応できることもあり対応が進んでいます。
Leave a Reply