ファイルサーバーを作る

企業などではよく利用されていますが、ファイル共有や保存用のサーバーが必要になるケースが個人でも多くなっています。利用用途としては複数のPCからのファイル共有ですが、スマホやハードディスクレコーダーからの利用も増えています。ファイル共有といえばNASの利用も多いのですが、容量が固定であったり、耐久性を重視して自作したり、PCを転用する方も多いようですファイルサーバーとして必要なハードウエアはそれほど高スペックは必要ありません重要なことは安定して稼働することなので熱処理が重要になってきます。CPUについてはWindowsが動く程度で十分ですし、メモリもOSにLinuxを利用するなら1GBもあれば十分です。

中にはラズベリーパイで構築する方もいるほどです。ハードディスクについてはSATAでも十分ですが、できれば複数台用意してレイド化しておくと障害が出たときに対応しやすいです。レイドについてはサーバー向けの機種ならハードウエアで機能があることもありますが一般向けのパソコンでは機能がありません。追加カードも用意されているのですが、ソフトウエアで対応することもできます。

ソフトウエアでレイドまで行う場合はある程度のCPUスペックが必要ですが、セレロンもパワフルになっているのでコスト面では安く実現できます。また、アクセス数が多かったり、大容量のデータ転送が必要ならギガビット対応のLANカードを利用すると安心です。

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