コストを下げたサーバー

サーバーといえば何十万円もかけて作成される場合が多いと思われがちですが、用途を絞れば数千円から始められます。コスト重視ならラズベリーパイと言われるARMプロセッサを利用したコンピューティングボードが利用できます。このボードはCPUとメモリ、ビデオカードがセットになっており、電源もスマホ用のアダプタが使えるなど手軽なサーバーです。ただし、CPUはかなりパワフルであり、LinuxやWindowsが動く機種もあるほどです。

Linuxがよく利用されており、専用のディストリビューションが用意されています。専用ですが、多くのサーバーアプリケーションが動作しますので一般のサーバーの練習台として利用されたり、個人用のWebサーバーとしてもよく利用されています。ホビー分野で利用される事が多いのですが、価格が安いことから台数を増やして計算用に利用されることも増えています。人工知能や機械学習のライブラリも動作しますので自分専用の計算ファームにしている研究者もいるほどです。

また、マインクラフトなどのゲーム用途ようならセレロンなどを利用したPCもよく利用されています。マインクラフトはJavaで動かされますが各OSでJavaは動作します。ただし、利用するMODや接続する人数によってはパワー不足が顕著な場合もありますのでその場合はスペックアップさせることが必要です。ただし、マルチコアはあまり使われないので周波数だけ注意すればよいです。

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